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最近、
四つの問いを
追っています。
庭を見つめた人々は、そこに何を見たのか。異なる土地で庭園はどう生きるのか。伝統を深く知ることは、なぜ前衛につながるのか。そして、一つの庭園の物語は、どう台湾へ戻ってくるのか。十三篇の記事を、四つの流れに編み直しました。
Reading line 01 · 人物と庭園
四人の目を通すと、庭園は景色以上のものになる。
川端康成は、水墨画、不均整、枯山水、一輪の花をたどり、限られた石や水が、そこにない山河を呼び起こす力を語りました。小泉八雲は、松江の武家屋敷で、石の個性、蝉の声、植物、ヒキガエルまでを見つめました。湯川秀樹は、幼い日の「庭の構図」を胸に、京都・下鴨の庭と二十四年を暮らしました。スティーブ・ジョブズは西芳寺へ繰り返し足を運び、一度では見終えられない庭の複雑さとまとまりに向き合いました。四篇を続けると、日本庭園が文学、記憶、想像力、日々の暮らし、そして美の感覚へ開かれていきます。
- 01 川端康成と日本庭園:小さな庭に、なぜ山河が見えるのか 1968年のノーベル賞記念講演から、不均整、枯山水、一輪の花をたどり、限られた庭が、そこにない山河を呼び起こす仕組みを読む。
- 02 小泉八雲は日本庭園に何を見たのか 石の個性、蝉の声、植物、ヒキガエル。松江の武家屋敷に暮らした異邦人が、庭を一つの生活世界として見つめた。
- 03 湯川秀樹と日本庭園|庭とともに暮らすということ 幼い日の「庭の構図」から、下鴨の南天、苔、金木犀、鳥の声まで。庭と暮らした二十四年をたどる。
- 04 スティーブ・ジョブズと西芳寺|一度では見終えられない庭 京都に名庭は数多い。それでも、なぜ西芳寺へ何度も戻ったのか。苔、池水、石組、自然の成長と長年の手入れから考える。
Reading line 02 · 庭園と継承
庭園は、完成しただけでは生き続けない。
林業で得た財産を、邸宅ではなく森と庭園に注ぐこと。異なる土地に日本庭園をつくり、細部に意味を宿し、完成後も庭の意味を読み取りながら手入れを続けること。四篇を続けると、庭園を所有することと育てることの違い、そして一つの風景が時間を越えて生き続けるために必要なものが見えてきます。
- 01 なぜ邸宅は森の奥へ退いたのか|ブローデル・リザーブと日本庭園 フェリー、独立したゲストハウス、砂と石の庭、歩ききれない森。林業で富を築いた一家が、三十年以上をかけて育てた景観を歩く。
- 02 本物らしさとは、日本をそのまま移すことではない UBC新渡戸記念庭園を歩き、外観の再現だけでは測れない「本物らしさ」を考える。
- 03 細部から見る:UBC新渡戸記念庭園の石灯籠、橋、石組 道がどう曲がり、橋をどう渡り、石と灯籠がどこに置かれるのか。歩く順序から庭を読み直す。
- 04 庭園が完成した、そのあとで|杉山龍さんと、一つの庭園を未来へつなぐ仕事 剪定、研究、教育。庭園を読み続けることで、作品を次の世代へつなぐ。
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ここでは、いま続けて読んでほしい四つの流れを紹介しています。すべての日本語記事は記事一覧にまとめています。
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